頭上にパネルを敷き詰めたソーラーパーキングを運営
駐車場3,000台を完備するなど、広大な敷地を誇る競輪場外車券売場である「サテライト水戸」さま。その駐車スペースを活用した新たな事業を模索していたところ目にとまったのが、再生可能エネルギーの普及を進める国の補助事業「平成21年度新エネルギー等事業者支援対策事業」でした。早くから関心を抱いていた太陽光発電を採り入れつつ、土地の有効活用も図る。そんなプランを目指して誕生したのが、駐車場の頭上に架台を建て太陽電池モジュールを敷き詰める、ソーラーパーキングです。
約500kWの太陽光発電システムを設置したソーラーパーキング。
高さ約4.5mの架台の上にモジュールを設置。風通しが良く、熱もこもらないため、高温による発電力低下が抑えられ、酷暑の時期も順調な発電を維持しているそうです。
今では館内の使用電力量の約5割をカバーする発電量を実現。導入前と比べて約100kW減の電力契約に抑えられ、電力コストの削減にも力を発揮しているそうです。
2013年は8月が発電量最大に。