ソーラーシェアリングとは?
農地に支柱等を立てて、農地で農業を営みながら、その上部空間を利用して太陽光発電設備を設置する「農業と共生型の太陽光発電事業」のことを言います。
シャープが提案するソーラーシェアリングの仕組み
新しい農業のカタチ
まず、農地に支柱を立てて、その上にソーラーパネルを設置します。
シャープが提携した事業者が発電した電気を売って、その一部が営農支援金として農家に支払われます。
つまり、農業による収入に加え、ソーラーパネルを設置することで副収入を得ることができます。
まさに農業と太陽光発電が共存する新しい農業のカタチです。
シャープのソーラーシェアリングの
3つのメリット
農家の皆様は設置費用の負担なし
太陽光発電システムの設置費用はシャープが提携する発電事業者が負担することが多いため、農家の皆様の負担は基本ありません。
売電により安定収入が期待できる
売電の一部が営農支援金という形で支給されることもあり、天候に左右されやすい農業収入の安定化が期待されています。
太陽光発電のトラブルはシャープが対応
アフターメンテナンス契約をすれば、もしも太陽光発電設備に関するトラブルがあっても、専門スタッフが駆けつけます。シャープが責任をもって対応するため農家の皆様は安心して農業に従事できます。
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色々な設計や手続きのサポート
営農型太陽光発電を実施するために必要な申請業務もシャープがサポート
「ソーラーパネルを設置することで、農地が日陰になってしまうけど、作物はしっかり育つのだろうか……?」といった質問をよく受けますが、ご安心ください!作物は日影があっても一定の日射量があれば育つとされています 。ソーラーシェアリングでは農業委員会の承認を得て、作物に合わせて必要な日射量が得られるように設計しています。それら複雑な設計や煩雑な手続きはシャープでサポートさせて頂きます。
実際に、お茶、かんきつ類、いも、大豆、お米、牧草など、さまざまな作物が作られています。
SDGs達成に貢献
農業と太陽光発電を行うことで、CO2の排出量削減、温暖化防止に貢献し、SDGsが掲げる17の目標のうち、以下の項目に該当します。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに |
13.気候変動に具体的な対策を |
また、脱炭素化社会の実現にも貢献し、農業事業者としてESG評価を高めることも可能です。
注意点
- ソーラーシェアリングではお茶、かんきつ類、いも、大豆、お米、牧草などさまざまな作物が栽培されていますが、どのような作物でも育つというわけではありません。
- 農地の一時転用申請をすると10年以内に一度更新手続きが必要になります。
- 農業委員会へ年に1回農作物の生産等に支障が生じていないか報告する必要があります。
- 農業を辞めると発電事業が継続できなくなります。
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よくある質問
- 農地の一時転用申請そのものをシャープへ依頼することは可能でしょうか?
- 行政書士をご紹介したり、申請資料の作成を助成したりすることが可能です。
- 農地は所有しているのですが農業を継続するつもりはありません、土地だけ貸すということも可能でしょうか?
- 営農事業者を斡旋してソーラーシェアリングを実施したケースもあります。
- 設置するのにどのくらいの面積が必要でしょうか?
- ソーラーシェアリングは、下部で農業を支障なく実施することが必要な事業形態であるため、一般的な野立て太陽光発電所よりも大きな面積が必要となります。シャープで推進・検討させて頂く基準は高圧・特別高圧規模の設備を設置できることとし、具体的な面積の下限値は設定しておりませんが、一団の纏まった農地を対象とさせて頂いております。
- 途中で農業を辞めることは出来るのでしょうか?
- ソーラーシェアリングは農業を辞めてしまうと発電事業が継続できなくなるため新たな営農事業者に農業を継続して実施頂く必要があります。
- ソーラーシェアリングの農地転用許可事例は沢山あるのでしょうか?
- 平成25年の制度開始以降、支柱部分の農地転用許可を受けてソーラーシェアリングを実施する事例は沢山あり、カーボンニュートラル社会の実現に向けて普及が進んでおります。