Fiber to the Home の略。
光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス。
元は、一般家庭に光ファイバーを引き、電話、インターネット、テレビなどのサービスを統合して提供する構想の名称だったが、転じて、そのための通信サービスの総称として用いられるようになった。
従来の家庭用電話回線は銅線が使用されていたが、これを光ファイバーに置き換え、大容量のデータ通信サービスを次世代の通信インフラとして普及させるのがFTTH構想である。
最大で1ギガビット/秒の速度と、外部からの雑音(ノイズ)の影響を受けにくいことが特長。
インターネットの高速化を目的として整備が始まったが、高速であることを活かして映像や音楽の配信にも使う動きがでてきた。また、付加サービスとしてIP電話サービスの提供も行われている。