太陽光発電についての基本的なご質問
Q1.太陽光発電を行うには、何が必要なのですか?
A.
システム構成機器としては、光エネルギーで発電を行う太陽電池モジュールと発電した電力をご家庭で使用できる電力に変換するパワーコンディショナ、発電状況を確認するモニタ等が必要です。詳しくはこちらをご覧下さい。
Q2.太陽電池モジュールには、いろいろな種類があるのですか?
A.
シリコン半導体を材料に使用するものと化合物半導体を材料にするものに大きく分けられます。また、シリコン半導体を材料にするものには結晶系とアモルファス(非結晶系)が有ります。
Q3.kWh(キロワットアワー)とはどんな単位ですか?
A.
”kW”とは瞬時の電力を示し、”kWh”とは一定時間あたりの積算電力量を示します(発電、消費、売電、買電とも同様です)。例えば10kW発電を5時間続けた場合、10×5=50kWhの発電電力量となります。
Q4.太陽光発電と太陽熱温水器はどう違うのですか?
A.
太陽エネルギー利用には光を電気に変換し利用する方法と熱を利用する方法の2通りがあります。太陽光発電は太陽の光エネルギーをシリコンなどの半導体により、直接電気エネルギーに変換するものです。太陽熱温水器は太陽の熱エネルギーを利用して水の温度を上げ、お湯を作るシステムです。
蓄電池についての基本的なご質問
Q1.クラウド蓄電池は、どのような動作をしますか?
運転モードの内容は?
A.
通常時、充電した電気は分電盤を通じ、家全体に電力供給します。
停電時、専用配線に電力供給します。
(蓄電池の最大出力は各商品仕様をご参照ください。)
通常時、クラウド蓄電池では6つの運転モードから動作を選択できます。
■経済性モード(自動)
夜間時間帯に充電、夜間時間帯以外の買電中に放電を行います。
■経済性モード(時刻指定)
夜間時間帯に充電、設定時刻以降の買電中に放電を行います。
■クリーンモード(夜間充電なし)
太陽光発電の余剰電力で充電、買電中に放電を行います。電力会社からなるべく電力を買わないようにします。
■クリーンモード(夜間充電あり)
太陽光発電の余剰電力と夜間時間帯の商用系統から充電、夜間時間帯以外の買電中に放電を行います。
■充電モード
蓄電池への充電を優先的に行います。充電完了後、待機状態となり、24時間経過すると、経済性モード(自動)に移行します。
■ECHONET Lite機器専用モード
ECHONET Lite対応機器から制御することができます。
Q2.停電時、太陽光発電からの余剰分の充電は可能ですか?
A.
発電した電気は、専用配線に接続された家電機器に使用し、それ以上の余剰分は蓄電池に充電できます。
Q3.停電発生時、自動でクラウド蓄電池の電気を使えますか?
停電復旧後は自動で連系運転に戻りますか?
A.
クラウド蓄電池をお使いの場合、電力モニタであらかじめ自立運転の自動切替設定をしておく事で、停電時に自動切替が可能です。停電復旧後も自動で連系運転に切り替わります。
Q4.停電発生時、クラウド蓄電池が自動放電を開始するまでの時間は? UPS機能はありますか?
A.
安全面への配慮と、安定した電力供給を行うために、停電してから専用配線が利用できるまでに約5秒間ほどかかります。ただし機種によっては20秒~約30秒ほどかかる場合があります。
UPS機能はありません。
Q5.停電時、宅内のコンセント全てに電気が供給されますか?
A.
自立運転では、専用配線のみに電力が供給されます。専用配線で使用できる電力の最大値は、各商品のパワーコンディショナの定格出力(自立)をご確認ください。
Q6.電圧上昇抑制が出た時、蓄電池に充電されますか?
A.
電圧上昇抑制発生時、売電できなかった余剰分に対して自動的にクラウド蓄電池に充電されます。
Q7.深夜に充電して昼間に売電できますか?
家電機器類に放電しながら売電できますか?
A.
蓄電された電気を売電することは、制度上できません。
Q8.クラウドHEMSでクラウドサーバーに接続すれば、
スマートフォン等で充電・放電などの操作ができますか?
A.
天気予報連携、停電予報連携などを設定する事により、自動で蓄電池の動作モードを変更できますが、スマートフォン等から任意のタイミングで充電・放電の操作を行う事はできません。
Q10.オフグリッド※で使えますか?
※ オフグリッド:電力会社と連系を行っていない電力システムのこと。
A.
使えません。電力会社との系統連系が必要です。
Q11.エネファーム等の外部発電と蓄電池を連携できますか?
A.
当社のクラウド蓄電池システムとエネファーム等の外部発電を併設して使用頂くことは可能です。ただし、停電時に蓄電池からエネファームへ電気を供給して動作させることはできません。
Q12.日中、太陽光発電で売電しながら蓄電池で放電できますか?
A.
売電をおこなっている状態では、蓄電池から放電されません。ダブル発電にはなりませんので、太陽光発電のみの場合と同じ余剰電力買取価格がそのまま適用されます。
Q13.他社製の太陽電池モジュールと接続できますか?
A.
蓄電池単独でご利用いただく事は可能です。
他社製の太陽電池モジュールを直接当社の一体型パワーコンディショナに接続する場合は、条件等がありますので、販売店にご相談ください。
Q14.太陽光発電を設置しています。蓄電池を追加設置できますか?
どのような機器構成になりますか?
A.
追加設置できます。
▶設置パターン例:
ハイブリッドパワーコンディショナへ交換
実際には、お客様のシステム構成を確認させて頂いたうえでご提案致しますので、販売店にご相談下さい。
Q15.10kW越のシステムを設置していて、低圧連系です。蓄電池は設置できますか?
A.
余剰買取契約であれば設置可能です。全量買取契約の場合、負荷である蓄電池を接続することは制度上認められておらず、設置できません。
Q16.長期保証はありますか? 有償ですか?
A.
蓄電池システムに対し、15年保証が有償、10年保証が無償で適用されます。
※ 蓄電池システム15年保証/10年保証は、お申し込みが必要です。詳しくは販売店にお問い合わせください。
設置・施工に関するご質問
Q1.太陽光発電システムは、どこで買えるのですか?
A.
シャープ サンビスタ メンバー加盟店や、工務店、大手家電量販店、ハウスメーカーなどで承っております。お近くに販売店が見つからない場合は、弊社相談窓口(一般回線・PHSからは0120-48-4649/携帯電話からは0570-550-190※)へお問い合せ下さい。
※ IP電話などからフリーダイヤル・ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、06-6792-5982へお問い合わせ下さい。
また、ファクシミリを送付される方は、06-6792-5993へ送信下さい。
Q2.発注から設置完了までは、どのくらいかかりますか?
A.
発注から設置完了、連系運転開始まで約1ヶ月程度ですが、設置するシステムの容量、設置条件により多少の前後がございます。詳しくはご商談の際に確認頂く事となります。
Q3.設置工事は何日くらいかかるのですか?
A.
工事開始日より通常1~2日間ですが、設置条件、環境などにより伸びる場合があります。
Q4.どのくらい太陽電池容量が必要なのでしょうか?
A.
ひと月分の電気料金領収書にある電力料金から、おおよその年間電力料金を算出することができます。これにもとづいて、最適なシステムを選びます。詳しくは発電量シミュレーションをご覧下さい。実際に設置出来る容量は屋根の大きさや向き等により異なります。
Q5.設置できない地域はありますか?
A.
以下の地域では設置が困難です。
・海沿い(飛散した海水がかかる場所)
・温泉地などの腐食性物質地域
・2015年モデル以前:標高1,000m以上
2016年モデル以降:標高2,000m以上の地域
上記以外でも、積雪量が1.5m以上の地域、塩害地域等、条件により設置できない場合があります。
実際の設置につきましては、販売店が設置場所を確認の上、ご相談させて頂きます。
Q6.設置できない場所はありますか?
A.
以下の場所には設置できません。
・腐食性物質が存在する場所
・振動や衝撃を受けるおそれのある場所
・避雷針及び避雷導線から1.5m以内の場所
この他、太陽光が照射しない場所など、発電効果がえられない場所はお薦めできません。一般的な住宅ではほぼ設置可能ですが、建物の高さには一定の制限があります。販売店等が確認の上、ご相談させて頂く事になります。
Q8.設置できる屋根は南向きだけですか?
A.
図のように屋根の方角によって発電量が変わります。ひとつの方角では、充分に設置できない場合は、パネルシステムを東西などに分けて設置することも可能です。北西・北東への設置は、発電量が少ないこと及び近隣(北側)への反射光被害が懸念されるため、設置をおやめ下さい。
Q9.太陽電池モジュールの反射は大丈夫ですか?
A.
太陽電池モジュールに太陽光が当たると、太陽の位置や角度によって、反射光が近隣住宅の窓に差し込む可能性があります。眩しさについては個人差があり、季節毎で見え方も異なりますので予測が難しいですが、近隣住宅への配慮が必要です。
Q10.瓦屋根へ設置できますか?
A.
可能です。但し、条件によっては、設置できない場合もあります。
Q11.設置のために瓦に穴を開けるのですか?
A.
瓦の種類により穴を開けない工法もございます。詳しくは、シャープ サンビスタ メンバー加盟店や、工務店、大手家電量販店、ハウスメーカーへご相談ください。
Q12.設置に適した屋根の勾配は何度位ですか?
A.
太陽電池の発電量の面では30°が理想的です。地域によって差がありますが、20°~40°程度の勾配でも、発電量が約2%しか変わらないため、差しつかえありません。
Q13.TVアンテナは発電の邪魔にならないですか?
A.
既設のアンテナ等が太陽電池の南側にある場合、移設した方がよい場合があります。
影の影響:
太陽電池に影が掛かると発電量は低下しますが、アンテナのように細いものであれば、発電量に大きく影響することはありません。
設置場所について:
太陽電池の表面は白板強化ガラス(3mm厚以上)で覆われていますが、TVアンテナの設置の際、台風等でアンテナポールが折れても太陽電池に直接当たらない位置に設けた方が安心です。また、設ける場所がない場合には、アーム型の取り付け金具を用いて、アンテナを外壁面に取り付けるという方法があります。
Q14.屋根に太陽熱温水器が乗っていても設置できますか?
A.
同一場所に重ねての設置はできません。
Q15.特別な配線工事は必要ですか?
A.
太陽光発電システムを設置する場合、特殊な配線工事は特に必要ではありません。但し、状況によってはブレーカの交換や配線を太いものに交換する必要がある場合もございます。また、同じ電柱に複数の太陽光発電システムが系統連系している場合、並列運転ができず、最寄の電力会社に相談する必要がある場合もございます。
Q16.設置時に何か届け出は必要ですか?
A.
「電力系統への発電設置の連系に関する申込書」を提出する必要があります。
また、「10年保証/15年保証」や「Webモニタリングサービス」など弊社サービス、電力会社の各種サービスに加入される場合も、お申し込みが必要となります。必要な届け出につきましては、設置時、販売店の方からご説明させていただきます。
Q17.屋根以外に設置できますか?
A.
可能ですが、設置出来ない場合もあります。まずは弊社相談窓口(一般回線・PHSからは0120-48-4649/携帯電話からは0570-550-190※)へお問い合せ下さい。相談窓口より、ご販売店または弊社営業所をご案内させていただきます。
※ IP電話などからフリーダイヤル・ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、06-6792-5982へお問い合わせ下さい。また、ファクシミリを送付される方は、06-6792-5993へ送信下さい。
Q18.パネルの重みによって、屋根へ負担がかかりませんか?
A.
太陽光モジュールの総重量はかなりの重さになりますが、工法により、荷重を分散させるので、屋根への負担は少なくなります。
Q19.後から太陽電池容量を増やせますか?
A.
可能ですが、増やせない場合もあります。お客様の現在の設置状況により異なりますので、まずは弊社相談窓口(一般回線・PHSからは0120-48-4649/携帯電話からは0570-550-190※)へお問い合せ下さい。相談窓口より、ご販売店または弊社営業所をご案内させていただきます。
※ IP電話などからフリーダイヤル・ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、06-6792-5982へお問い合わせ下さい。また、ファクシミリを送付される方は、06-6792-5993へ送信下さい。
Q20.既築住宅に設置できますか?
A.
可能ですが、屋根の種類等により設置出来ない場合もあります。設置条件は、お客様のお住まいにより違いますので、まずは弊社相談窓口(一般回線・PHSからは0120-48-4649/携帯電話からは0570-550-190※)へお問い合せ下さい。相談窓口より、ご販売店または弊社営業所をご案内させていただきます。
※ IP電話などからフリーダイヤル・ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、06-6792-5982へお問い合わせ下さい。また、ファクシミリを送付される方は、06-6792-5993へ送信下さい。
Q21.自己所有のマンションに設置できますか?
A.
集合住宅の住宅区分毎のベランダ設置はできません。集合住宅の屋根へ設置ご希望の場合は、弊社相談窓口(一般回線・PHSからは0120-48-4649/携帯電話からは0570-550-190※)へお問い合せ下さい。相談窓口より、ご販売店または弊社営業所をご案内させていただきます。
※ IP電話などからフリーダイヤル・ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、06-6792-5982へお問い合わせ下さい。また、ファクシミリを送付される方は、06-6792-5993へ送信下さい。
Q22.システムを取り外したり、移設したい場合は、どうするのですか?
A.
ご購入頂いた販売店へ、ご相談をお願いします。
Q23.電力会社との手続きはどうするのですか?
A.
お客様と電力会社との間で契約していただくことになります。販売店が、お申し込みからご契約の成立までサポートさせていただきますので、ご安心下さい。
Q24.太陽電池モジュールに人が乗っても大丈夫ですか?
A.
強度は充分にありますが、人や物を乗せる設計にはなっていませんので非常に危険です。絶対に乗らないで下さい。
Q25.太陽電池モジュールのみ買えますか?
A.
太陽電池モジュールのみの販売は行っておりません。既に設置されているシステムへの増設に関しましては、ご購入頂いた販売店へご相談をお願いします。
Q26.パワーコンディショナは、家の外に置かなければならないのですか?
A.
パワーコンディショナは、稼働音を発します。屋内に設置される場合は、稼働音の少ない屋外・屋内設置兼用モデルをお薦め致します。
※但し、屋内にパワーコンディショナを設置する場合は開閉器を取り付ける必要がございます。
Q27.パワーコンディショナの音はうるさくないですか?
A.
運転時にわずかな音(定格運転時の作動音レベル:約40db程度)が出ますが、エアコンの室外機とほぼ同じ静かさです。また、パワーコンディショナは日中のみの運転ですので、日中の騒音レベルを考えるとそれほど大きな音ではないと考えます。
Q28.パワーコンディショナのみ買えますか?
A.
パワーコンディショナのみの購入はできませんが、設置されたシステムに適合するならば、パワーコンディショナの置き換えは可能です。
発電・操作・メンテナンスに関するご質問
Q2.発電して、余った電気はどうするのですか?
A.
電力会社に売ることができます。
Q3.システム導入後、毎日 操作する必要はありますか?
A.
全く必要ありません。太陽光発電システムは、日の出とともに自動的に運転を開始し、日の入りとともに自動的に停止しますので煩わしい操作は一切ありません。
Q4.操作は難しいですか?
A.
基本的に自動運転致しますので、面倒な操作は不要です。
Q5.清掃の必要はありますか?
A.
通常汚れは風雨で洗い流されますので、清掃の必要はありませんが、激しい汚れがついた時はご購入いただいた販売店にご相談下さい。
Q6.曇りや雨のときは発電しないのですか?
A.
太陽光発電は、光エネルギーによって発電します。曇や雨の日でも、空から光が注いでいれば、発電は行われます。但し、晴れの日に比べれば、発電電力は低下します。
Q7.発電量は地域や季節によって変わるのですか?
A.
発電量は日射量や気温等に影響されますので、季節によって差があります。また、地域によって日射量に差がありますので、発電量にも地域差が出ます。また、わずかですが緯度で太陽の昇る角度に差がありますので、影響があります。
Q8.ごみやほこりによる発電量の影響は?
A.
太陽電池にごみやほこりが付着する晴天が続き、砂ほこり等が付けば発電量3~5%程度ダウンすることもありますが、雨風で洗い流されるとほぼ元の能力に回復します。一般の住宅地区では塵などの汚れは降雨で流されるので、掃除の必要は殆どありません。また、木の葉や鳥の糞などが、部分的に付着しても発電量が大きく損なわれることはありません。ただし、交通量の多い道路への隣接地域では油性浮遊物が付着し降雨だけでは流されない場合があります。平均的な都市部で汚れによる出力低下はおよそ5%以下です。
Q9.積雪の日も発電しますか?
A.
積雪の場合は太陽電池の発電量は期待できません。傾斜を持たせた太陽電池モジュールアレイ上の、光が届く程度のわずかな積雪であれば、太陽電池セル部の蓄熱と、周囲の気温上昇により一部の雪が溶け滑落します。一方、積雪量が多く太陽電池に光が届かなければ、発電はできなくなりますので、雪が多い地域では、雪がパネルから滑り落ちる角度とし、積雪以上の高さの補高台に設置する等の考慮をして計画します。
Q10.寒い地域では、発電量が低いのですか?
A.
太陽電池モジュールは温度が低いほど発電電力が大きくなります。但し、積雪や緯度による太陽高度、日照時間の差等様々な要因が関係しますので、一概に寒い地域と暑い地域の発電量比較は出来ません。
Q11.影の影響はありますか?
A.
影の影響を受けた場合、発電電力は低下します。また、影の影響を受けている面積分だけの低下ではありません。したがいまして、太陽電池モジュールには影がかからないように設置する必要があります。
Q12.鳥の糞等で汚れたときどうするのですか?
A.
鳥の糞等が付着した場合、受光障害により発電電力が低下します。また、汚損が著しい場合は、その太陽電池セルが周囲のセルに比べて温度が上昇し、長期的には好ましくありません(ホットスポット現象)。このような場合は、販売店にご相談下さい。
Q13.一軒あたりどの程度の太陽電池容量が必要ですか?
A.
個々の家庭における電力消費量は、その地域も含めた生活形態等により大きく異なりますので、標準的な例として説明します。一般家庭の平均年間消費電力量は 5,650kWh((財)省エネルギーセンターHPデータ 総合エネルギー統計平成15年度版(平成12年国勢調査ベース))という統計値も有り、この場合には4kW程度の太陽電池を設置することで、使用電気の量の7~8割程度をまかなうことが可能です。
Q14.電圧は100V、200Vどちらでも使用できますか?
A.
住宅用システムは単相3線100/200V、公共産業システムの場合、3相3線200V出力が標準です。また、特別に単相3線105/200V回路用に製作することも可能です。
Q15.故障時のサービス体制はどのようになっているのですか?
A.
弊社サービス会社にて責任をもって対応させていただきますので、ご購入頂いた販売店、もしくは、弊社サービス窓口へご用命下さい。
Webモニタリングに関するご質問
Q1.WEBモニタリングサービスを申し込むには、どうすればいいですか?
利用までの流れは?
A.
ご利用前の確認 ⇒ 通信回線との接続 ⇒ 通信の設定 ⇒ 通信テスト ⇒
サービスのお申し込み ⇒ お申し込み内容の確認・登録 ⇒ 会員登録完了通知 ⇒ ご利用開始
の流れになります。
Q2.申請に必要なものは?
A.
申し込み書類にご記入頂く以外、特に必要なものはございません。
Q3.費用はかかりますか?
A.
長期保証期間中は無料でのサービスとなります。
但し、Webモニタリングサービスに使用する機器の購入費、設置工事費、通信費などはお客様負担となります。
Q4.加入は必須ですか?
A.
必須サービスではございません。ご希望に応じてお申し込み頂けます。
Q5.無線LANでも使えますか?
A.
無線LAN対応の電力モニタ※でご利用頂けます。無線LAN対応のルーターが別途必要です。
ただし、すべての住宅環境で無線接続、性能を保証するものではありません。次のような場合は、電波が届かなくなったり、電波が途切れたり通信速度が遅くなることがあります。
・コンクリート、鉄筋、金属が使われている構造物での利用
・障害物の近くへの設置
・電子レンジ機器など、同じ周波数を利用する無線通信機器の近くでの利用
・コンクリート、鉄筋、金属が使われている構造物での利用
無線での接続ができない場合は、有線LANをご利用ください。
※2020年12月現在の対象電力モニタ:JH-RWL8/RWL7Z/RWL7Y/RWL7W
Q6.どこに申し込めばいいですか?
A.
ご設置頂いた販売店またはハウスメーカー様へお申し込み下さい。
Q7.WEBモニタリングIDとパスワードが届かないのですが。
A.
通信テストはお済みでしょうか?通信テストを実施頂いた後、WEBモニタリングIDとパスワードをお客様のお手元に発送できるようになります。通信テスト後、約1ヵ月のご猶予を頂きますよう、宜しくお願い致します。
【通信テストの方法】
▶JH-RWL2Aの例
▶JH-RWL6W/RWL7Wの例
Q8.パソコンを使用する時以外はルータの電源をオフにしていいですか?
A.
電力モニタとモニタリングセンターとの間でデータ通信を行うため、ルータの電源は常時オンにしていただく必要があります。
Q9.個人情報の漏洩防止対策はとられていますか?
A.
電力モニタとモニタリングセンター間の通信、および、WEBモニタリングサービスご加入の会員様向けの登録情報の閲覧・変更のページには、データの盗聴や改ざん、成りすましを防止する目的で金融機関等で使用されているSSL暗号化通信をしております。
費用に関するご質問
Q1.設置費用は、どれくらいかかりますか?
A.
設置条件などによって費用は異なりますが、1kW当りの平均設置価格は50万円以内が目安となります。
Q2.設置費用は、何年くらいで元がとれますか?
A.
条件により設置費用は異なります。また、システム、お住まいの地域、設置状況により発電量も異なります。さらに、電力会社によって電力使用料金も異なります。最寄りの販売店にご相談下さい。お近くにご販売店がない場合や、わからない場合は、弊社相談窓口(一般回線・PHSからは0120-48-4649/携帯電話からは0570-550-190※)へお問い合せ下さい。
※ IP電話などからフリーダイヤル・ナビダイヤルをご利用いただけない場合は、06-6792-5982へお問い合わせ下さい。また、ファクシミリを送付される方は、06-6792-5993へ送信下さい。
Q3.見積もりは、どこに依頼すればいい?
A.
シャープ サンビスタ メンバー加盟店や、工務店、大手家電量販店、ハウスメーカーなどで承っております。
Q4.売った電力代金は、どのように受け取るのでしょうか?
A.
売電の入金は銀行振込です。買電と売電は相殺されず、別々に扱われます。(2016年8月現在)
Q6.余剰電力の買い取り料金は、電気料金と差し引きされる?
A.
買電と売電は相殺されず、別々に扱われます。(2016年8月現在)
災害時の使用や、耐久性に関するご質問
Q1.雷に対する耐久性は?
A.
過去30年間に太陽電池が直接落雷を受けたという事例は極めて稀です。一般の屋外設置の電気機器でもごく稀に被害を受ける例もありますが、これらは直接落雷ではなく、間接的な誘導電流が流れることによって受ける被害です。一般住宅として屋外に設置されている他の電気機器同様、太陽電池だからといって落雷を受け易い理由はありません。落雷の懸念が全くないわけではありませんが、太陽電池システムとしての落雷対策は、回路内に一定性能のサージアブソーバ(避雷素子)等を設置して誘導雷対策を行い、被害を食い止める策をとっています。
Q2.地震に対する耐久性は?
A.
太陽電池モジュールおよび架台の重さは和瓦に比べ1/4~1/5と軽く、屋根への荷重は通常の建築物では問題ありません。太陽電池モジュール等はねじれ、振動などに関する試験や強度計算により、十分な検討の上設計されています。
Q3.風、台風に対する耐久性は?
A.
屋根への太陽電池の取り付け強度は、建設基準法にもとづき、強風(旧基準法では風速60m/s地上15m)にも耐えるよう設計されていますのでご安心下さい。沖縄諸島など更に強度を要求される地域、塩害対策が必要な地域にはそれぞれ専用のモジュール、架台が用意されています。
Q4.積雪地域でも設置可能ですか?
A.
積雪量に応じた太陽電池モジュール・架台と推奨傾斜角度が用意されており、地域に合った設置が可能です。詳しくは、シャープ サンビスタ メンバー加盟店や、工務店、大手家電量販店、ハウスメーカーへご相談ください。
Q5.雹(ひょう)に対する耐久性は?
A.
モジュールのガラス面はJIS規格(1mの高さから227g直径38mmの鋼球を落下させて、これに耐えること)に適合した約3mm厚以上の強化ガラスを使用しております。耐衝撃性能は通常の屋根材と同等と考えて下さい。
Q6.地震など災害時には使えるの?
A.
停電になってもパワーコンディショナの自立運転機能により、太陽光が当たっていれば系統と完全に切り離した上で、自立運転用コンセントで電気機器を使用できるシステムもあります。使用できる機器や電力量には制限があります。詳しくは、自立運転モードの切り替え方法をご参照下さい。
Q7.塩害についてはどうですか?
A.
海水や海水の飛沫が直接かかる場所は設置出来ません。海岸に近い地域等については、販売店にご相談下さい。
環境に関するご質問
Q1.環境への貢献度は、どの程度ですか?
A.
住宅用太陽光発電システム 4.4kW を大阪に設置した場合では下記のようになります。
年間石油消費に換算すると、約 1157 リットル※の削減になります。
これらの数値は結晶系シリコン太陽電池の、屋根置き型の場合であり、
アモルファス型や設置形態が異なると、上記数値は若干の差異があります。
※火力発電の石油消費量を1kWh あたり 0.227L として試算。
Q2.太陽光発電システムがクリーンな電気を発電しても、
システムを製造する時に大量の電気を消費していませんか?
A.
太陽光発電システムの製造時に消費される電力と同量の電力を、製造されたシステム自身が発電するのに結晶系太陽電池で1.5年、アモルファスで1.1年程度かかります。これをエネルギー・ペイバック・タイム(EPT)と表現します。すなわち、システムを設置して1.5年目以降は、全くクリーンな電気をお客様自身で創出・使用できます。
Q3.リサイクル法適用商品なのですか?
A.
現在(2018年7月)は、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)のような法律には適用されていません。廃棄する場合は、産業廃棄物として適切に処理する必要があります。