ファクス/イメージ送信のファクス機能に関する設定を説明します。
各種ファクス機能の設定を使用状況に応じて設定したり、解除したりします。
ファクスの画質設定を行います。
ファクスしたときの画質を使用します。
[保存時の画質を適用する]を設定しない場合は、プルダウンメニューより指定の解像度で画像を保存します。
使用する電話回線の種類を設定します。
電話回線を一覧の中から選択します。
電話回線が接続済みのときに実行すると、20ppsの回転ダイヤル回線またはプッシュホン回線のいずれかを自動的に判別します。
(10ppsの回転ダイヤルを使用しているときは手動で設定します。)
[電源]ボタンが“切”のとき(主電源スイッチは“入”の位置)、 ファクス受信すると本機を自動で起動してプリントします。
この設定を解除すると、ファクスを受信しても、メモリーに保存されて[電源]ボタンを“入”にするまでプリントを実行しません。
ファクス番号に入れる待ち時間(ポーズ時間)の長さを変更するときに設定します。
相手先番号をダイヤルしたり登録するときに「-(ハイフン)」を入力すると、1回の入力につき2秒の待ち時間を入力します。
1秒単位で1~15秒の間で設定します。
ファクスを送信するとき、誤送信を防止するために宛先確認メッセージを表示するかどうかを設定します。
本機に接続した外部電話機から2桁の番号とキーをタップすることで、本機をファクス受信状態にします。この2桁の番号をリモート切替番号と呼び、00~99の間で設定します。
外部電話機を接続したときに設定します。 設定すると外部電話機でファクスの手動受信と、電話機としての使用ができます。
(外部電話機接続時でファクスの受信モードを[自動受信]に設定しているときのみ)
自動受信モードのときに、電話とファクスを自動的に切り替えるように設定します。その場合、呼出音の回数と応答メッセージを設定します。
自動受信モード時、電話とファクスを自動的に切り替えるように設定します。
自動切替設定時、自動切替するまでの呼出音の回数を1~15回の範囲で設定します。
無制限に設定したときは、外部電話機の受話器を上げるまで呼出音が鳴りつづけます。
自動切替設定時、自動切り替えが行われるまでの応答メッセージを設定します。
(外部電話機接続時でファクスの受信モードを[自動受信]に設定しているときのみ)
NTTのダイヤルインサービスの設定とダイヤルイン番号を登録します。サービスに加入している場合のみ設定します。 「電話/ファクス自動切替設定」、 「留守番電話接続設定」との併用はできません。
ダイヤルイン設定する
設定を有効にすると、ダイヤルイン設定が有効となり、ダイヤルイン番号が入力可能になります。)
ダイヤルイン番号
数字キー(10キー)を使って、NTTから通知されたダイヤルイン番号を入力します。
ダイヤルイン設定する
設定を有効にすると、ダイヤルイン設定が有効となり、ダイヤルイン番号が入力可能になります。)
ダイヤルイン番号
数字キー(10キー)を使って、NTTから通知されたダイヤルイン番号を入力します。
Fネットサービスの設定をします。サービスに加入している場合のみ設定します。
NTTのナンバーディスプレイの設定をします。サービスに加入している場合のみ設定します。
NTTから通知される番号を使用して発信した場合、この機能を有効にすることで、特定番号受信可否設定や、 ポーリング許可番号の判定などにナンバーディスプレイ番号を使うことができます。
回線2使用時もこの機能を使うことができます。
留守番電話機能付きの外部電話機を接続している場合、何らかの理由で外部電話機の留守番機能がはたらかず 着信を受け付けない状態になったとき、呼出音がこの機能で設定した回数に達すると、
自動的に本機でのファクス受信に切り替えます。
留守番電話接続を有効にします。
呼出音の回数を設定します。設定できる回数は3~15回です。(外部電話機の留守番電話機能がはたらく呼出音の設定回数よりも多い回数を設定します。)
メモリー送信時に通信結果表をプリントしたときに送信原稿内容(1ページ目の一部)を一緒にプリントするかどうかを、 以下の中から動作を設定します。
通信結果表をプリントするかどうか、またプリントする場合の条件を設定します。下記からそれぞれの動作時の設定を選択します。
通信結果表がプリントされたときに送信原稿内容(1ページ目の一部)を一緒にプリントするかどうかを設定します。 詳細は「送信時の原稿内容プリント」を参照してください。
本機のメモリーに記憶されている通信記録を定期的にプリントするように設定します。
通信記録の記憶件数が送受信合わせて200件に達したときに自動的にプリントする、 または指定した時刻(1日1回のみ)になると自動的にプリントするように設定します。(両方設定することもできます。)
送信相手先がスーパーG3に対応していないときに設定します。
ファクスを送信したとき、回線のノイズなどにより画像が乱れることがあります。 ECM(自動誤り再送機能)を設定していると、画像の乱れた部分のみが自動的に送信し直します。
有効にした場合、デジタル回線に接続するときの送出レベルを15dBm以下にします。
送信する回線を設定します。
自動回線選択に設定すると送信時に回線1が使用中の場合、自動的に回線2を使用します。
[自動回線選択]、[回線1]、[回線2]、[回線3]のいずれかを選択します。
回線2について、回線1と同様に次の設定をします。
回線2の電話回線の種類を設定します。
設定方法や詳細については「ダイヤル発呼信号設定」を参照してください。
相手先ファクス番号などの番号の間に入れる待ち時間(ポーズ時間)の長さを設定します。 設定方法や詳細については「ポーズ時間の設定」を参照してください。
回線2を使用時に、NTTから通知される番号を使用して発信された場合、この機能を有効にすることで、特定番号受信可否設定や、 ポーリング許可番号の判定などにナンバーディスプレイ番号を使います。
回線2のECM(自動誤り再送機能)を設定します。 設定方法や詳細については「ECM」を参照してください。
回線2からの送信を禁止します。
この機能を使用すると回線2から送信できなくなり、受信専用になります。
回線2で自動受信コール回数を0~15回の間で設定します。
設定方法や詳細については「自動受信コール回数設定」を参照してください。
回線3について、回線1と同様に次の設定をします。
回線3の電話回線の種類を設定します。
設定方法や詳細については「ダイヤル発呼信号設定」を参照してください。
相手先ファクス番号などの番号の間に入れる待ち時間(ポーズ時間)の長さを設定します。 設定方法や詳細については「ポーズ時間の設定」を参照してください。
回線3を使用時に、NTTから通知される番号を使用して発信された場合、この機能を有効にすることで、 特定番号受信可否設定や、ポーリング許可番号の判定などにナンバーディスプレイ番号を使います。
回線3のECM(自動誤り再送機能)を設定します。 設定方法や詳細については「ECM」を参照してください。
回線3からの送信を禁止します。
この機能を使用すると回線3から送信できなくなり、受信専用になります。
回線3で自動受信コール回数を0~15回の間で設定します。
設定方法や詳細については「自動受信コール回数設定」を参照してください。
ファクス送信に関する設定をします。
相手機の記録紙サイズに合わせて自動縮小するように設定します。
設定を解除すると、自動縮小せず原寸のまま送信します。 この場合、相手の記録紙サイズに合わせないため、原稿の一部をプリントしないことがあります。
原稿を以下のサイズで送信するときに、原稿を反時計回りに90°回転して送信するように設定します。(各サイズごとに個別に設定します。)
A4、B5R、A5R、8-1/2"x11"、5-1/2"x8-1/2"R、16K
送信原稿の1ページ目を読み込み後、2ページ目以降の読み込みと並行して送信動作を開始する機能を設定します。
この機能を解除すると、手動送信した場合をのぞき、原稿をすべて読み込んだあとに送信操作をするようになります。
送信した原稿が相手機でプリントされるときに、記録紙の上部にページ番号をプリントするかどうか設定します。
送信した原稿が相手機でプリントされるとき、記録紙上部に送信時の日付、発信元名称および電話番号を プリントするかどうかを設定します。
発信元の宛先名を、発信元番号に応じて切り替えます。
相手機の記録紙上部にプリントする日付と発信元の印字位置を設定します。 読み込んだ原稿データの上部・外側に付けるときは、[送信データ外]キーをタップし、 原稿の内側に付けるときは、[送信データ内]キーをタップして選択します。
印字位置については、「ファクス」の「発信元情報を付けて送信(ファクス発信元印字)」を参照してください。
相手が話し中だったときなどに、自動で送信し直すかどうかを設定します。
相手機がビジー時に再コールするかどうかを設定します。また再コールするときは再コールする回数を設定します。設定できる回数は1~15回です。
再コールする間隔を設定します。設定できる時間は1~15分です。
送信時、通信エラーが発生して送信に失敗したときに、自動で送信し直す設定をします。
通信エラー時に再コールするかどうかを設定します。また再コールするときは再コールする回数を設定します。設定できる回数は1~15回です。
再コールする間隔を設定します。設定できる時間は1~15分です。
ファクス同報送信をできなくします。
ファクス受信に関する設定をします。
自動受信モードでファクスの着信があったとき、自動的に受信操作を開始するまでに呼出音を鳴らす回数を0~15回の間で設定します。
手動受信モードでファクスの着信があったとき、自動的に自動受信に切り替えます。 また、自動受信に切り替わるまでに呼出音を鳴らす回数を1~32回の間で設定します。
受信データをプリントするときに記録紙の両面にプリントするかどうかを設定します。
設定すると2ページ以上の同一用紙サイズデータを受信したときは、すべて両面プリントします。
受信したデータに発信元名や発信元電話番号などの印字情報が付いているとき、 実際には定形サイズより若干大きいデータを、自動的に縮小して定形サイズに合わせてプリントする設定をします。
受信データをプリントするときの用紙選択条件を設定することができ、次の3種類からいずれかを選択します。
受信した画像データをそのままのサイズで(複数の用紙に分割しないで)プリントします。 受信した画像と同じサイズまたは、受信した画像より大きいサイズの用紙をセットしていないときは、
メモリーにすべて一時保存し、用紙をセットするまでプリントしません。
ただし、受信データの長さがA3サイズより長い場合のみ自動的に分割してプリントします。
受信した画像をそのままのサイズで、必要に応じて複数の用紙に分割してプリントします。
通常は等倍でプリントし、それができない場合は自動縮小してプリントします。
受信データに適したサイズで受信データをプリントします。
本機が何らかのトラブルで受信データをプリントできないとき、転送機能を使って受信データを転送するファクスの電話番号を登録します。転送先は1件のみ、電話番号は最大64桁まで登録します。
番号の間にポーズ(待ち時間)を入力するときは[-]キーをタップします。
転送先にFコード親展メモリーボックスを指定するときは、電話番号に続けて[/]キーをタップしてFコード(サブアドレス、 パスコード)を入力します。
8-1/2"x11"R(レターR)サイズのデータを受信したときに、A4R幅に縮小してプリントする設定です。
受信した日時をプリントするときに設定します。
受信した日時をプリントする位置を[受信データ内]、[受信データ外]から選択します。
[受信データ内]を設定すると、受信データ上に受信日時をプリントします。
[受信データ外]を設定すると、受信データを縮小して、できた余白に受信日時をプリントします。
受信データをプリントするときの排紙先と部数を設定します。フィニッシャー装着時は排紙先にフィニッシャートレイを選択し、ステープルを設定します。
受信データ印刷時の排紙トレイを選択します。
増設した回線2で受信したデータの排紙トレイを選択します。
増設した回線3で受信したデータの排紙トレイを選択します。
受信データ印刷時の印刷部数を1~99の範囲で設定します。
フィニッシャー装着時、受信データ印刷時のステープル位置を選択します。
フィニッシャー装着時、受信データ印刷時に使用する用紙を選択します。
受信データ印刷時で紙折りするときに、使用する用紙サイズを設定します。
登録済みの番号に対して、受信の許可/拒否をするかどうかを設定します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
受信拒否 |
登録した番号の受信を拒否します。 |
受信許可 |
登録した番号のみ受信を許可します。 |
すべて無効 |
番号を登録していても、その登録を無視してすべてを受信します。 |
新規登録 |
受信可否設定をする番号を新規に追加します(最大50件)。 番号を20桁以内で入力し、[登録]キーをタップします。 |
登録番号一覧 |
登録している番号を一覧表示します。 この画面で番号を選択すると、一覧から削除します。 |
非通知番号を拒否する |
特定番号受信設定の内容にかかわらず、非通知設定となっている番号からの受信を拒否します。 |
チェックON時、特定番号受信設定の内容にかかわらず、非通知設定となっている番号からの受信を拒否します。
メモリーボックス内フリーエリアを使用した通常の掲示板送信に関する設定をします。
掲示板送信をするとき、不特定の相手からのポーリングを無条件に受け入れるか、 登録した相手からポーリングを受けたときのみ送信するかを設定します。
ポーリング保護を設定しているときに、本機とポーリングを行える相手機の番号の登録や削除をします。
登録する番号は相手側のファクス番号(最大20桁)で、10件まで登録できます。
登録したポーリング許可番号を一覧で表示します。各番号を選択して、その番号を削除します。
Fコードを使用した各種通信をするためのメモリーボックスを登録します。
[追加]キーをタップすると、 Fコードメモリーボックスの登録画面を表示します。 Fコードメモリーボックスは、各機能(掲示板、親展、中継同報)の合計で100個まで登録します。
リストからメモリーボックスを選択すると、そのボックスの修正画面を表示します。
設定項目については「設定項目一覧」 を参照してください。
[削除]キーでメモリーボックスを削除します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
各属性で共通の項目 |
|
ボックスのタイプ |
メモリーボックスの属性を選択します。 掲示板: Fコード掲示板通信をするためのメモリーボックスを登録します。 ここで登録したサブアドレスとパスコードは、 相手側が本機に対してFコードポーリング受信の送信要求をするときに必要です。 親展: Fコード親展通信をするためのメモリーボックスを登録します。 また、親展受信したデータをプリントするためのプリントパスコードを登録します。 ここで登録したサブアドレスとパスコードは、 相手側が本機に対してFコード親展送信をするときに必要です。 中継同報: Fコード中継同報送信をするためのメモリーボックスを登録します。 また、受信したデータの転送先を30件まで登録します。 ここで登録したサブアドレスとパスコードは、 相手側が本機に対してFコード中継同報指示送信をするときに必要です。
|
ボックス名 |
登録するメモリーボックスの名前を全角/半角18文字以内で入力します。 |
サブアドレス/パスコード |
サブアドレスとパスコードを入力します。入力できるサブアドレスおよびパスコードは、 ともに20桁までです。 サブアドレスとパスコードは「/(スラッシュ)」で区切ります。 |
親展メモリーボックス登録時に表示される項目 |
|
プリントパスコード |
親展時のプリントパスコードを設定します。4桁の数字を入力します。 |
中継同報メモリーボックス登録時に表示される項目 |
|
転送先 |
中継同報時の転送先を選択します。 アドレス帳から転送先に指定する宛先を選択します。
アドレス帳から転送先を選択: アドレス帳から宛先を選択します。転送先の入力: アドレス帳に目的の宛先が登録されていない場合、 直接宛先を入力します。各モードでの宛先登録と同じ要領で宛先を入力します。 |
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