“不思議な氷”がもたらす
新しい価値で
心ときめく体験を。
シャープが提供する“不思議な氷”を
あなたはご存知ですか?
それは、私たちの身の回りにあるモノやサービスを
“適温”にすることで
新しい価値を生み出す、
シャープ独自の技術です。
“適温”がもたらす、ワクワクするような
新しい世界をあなたも体験してみませんか?
あなたが知っている氷は、
何℃で融けますか?
冷たい飲み物を作る時に使ったり、体を冷やしたり、料理に使ったり…日常生活のいろんなシーンで頻繁に登場する“氷”。
生活になくてはならない、とても身近なものですよね。
その氷は0℃になると融け始めることは小学生の教科書にも載っていること。
でも、もし、氷の融ける温度を自由にコントロールできるとしたら、どんなことが起こるのでしょうか?
“凍る”温度と“融ける”温度を
自在にコントロールできる
シャープには “蓄熱技術”といって、液晶材料の研究で培った、
物質が凍る温度と融ける温度を自在にコントロールできる技術があります。
この技術から生まれたのが「適温蓄冷材」。“不思議な氷“の正体です。
ベースは水ですが、その水に様々な材料を組み合わせることで、
物質が凍る温度と融ける温度を自在にコントロールすることが可能。
調製可能な温度は-24~+28℃で、
マイナスからプラスまで自在に設計できるのです。
融点の違いをシミュレーション
それぞれ異なる融点で融ける氷がどうなるのかみてみましょう。
室温(外気温)
氷は融ける際、氷と水が同時に存在する時間があり、その間は一定の温度を保ちます。
「適温蓄冷材」は、融ける温度が異なる様々な氷を用いることで、ヒトやモノにちょうどよい、適正な温度を保つことができるのです。
不思議な氷で、
あらゆるものを“適温”に
「適温蓄冷材」を用いることで、モノや空間を0℃以外の温度帯で、一定温度に保つことができます。そうすることで、どんなことが起こるのでしょうか。
「適温蓄冷材」を活用して初めに製品化されたのは、インドネシア向けの冷蔵庫です。停電が多いこの地域では、この冷蔵庫によって停電中でも冷凍庫内はアイスキャンディが溶けない氷点下の温度、冷蔵庫は10℃以下に保つことができ、保存した食品の腐敗を抑える効果が期待できます。
また、飲み物、これはすでに製品化されているのですが、日本酒、ビール、炭酸飲料、いつもの飲み物がマイナス2℃になることで新しい味わいに。
他にも、美容の世界で脱毛時の痛みを緩和したり、医療分野でリハビリ時の“疼痛ケア”に活用したり、物流分野で一定温度で輸送したり、スポーツ分野で暑熱対策に用いたり…。
まだ検討段階のものも多いですが、その可能性はまさに多種多様。
身の回りにあるモノやサービスも「適温」にすることで新しい世界が広がるのです。
“不思議な氷”を活用した、
商品のご紹介
冷蔵庫
適温蓄冷材を活用し、停電中の食品の腐敗を抑える効果が期待できます。
COOLER
様々な飲み物を−2℃に冷やすことで新しい味わいに。
▷ TEKION COOLERについてはこちら
PALM COOLER
12℃の適温蓄冷材で手のひらを冷やす、新しい暑熱対策。
“適温”で、世の中にもっと
新しいときめきを届けたい。
「適温蓄冷材」を用いた商品で、シャープから発売されている「テキオンクーラー」。飲み物を冷やすこのバッグは電化製品ではありません。そもそも、「蓄熱技術」は電気エネルギーがなくても設定温度を長時間キープするので、電機メーカーであるシャープに似つかわしくない技術とも言えるのです。
では、なぜこの技術の可能性を追い求めているのでしょうか?
それは、この技術の価値を最大化することで多くの人の役に立ち、喜んでもらえるのではないかと信じているから。
そのためには従来の枠にとらわれず、柔軟な発想で新しい分野にも積極的にチャレンジしていきたいと考えているのです。