製品を安全に正しくお使いいただくために

家電製品の上手な節電のポイント

テレビ

  • 無駄な切り忘れを防ぐため、オフタイマー機能・無信号オフ機能・無操作オフ機能なども活用しましょう。
  • 画面の明るさや音量を適切に調整しましょう。
    明るさや音量を抑えると節電になります。
    明るさセンサーを「入」に設定しておくと、お部屋の明るさに合わせて、自動で調整されます。
    ※「明るさセンサー」は、室内の照明状況など周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動的に調整する機能です。太陽光などが差し込む明るい部屋で視聴されている時には節電効果は得られません。
  • 画面の清掃をしましょう。
    ホコリなどがついていると設定より画面が暗く感じられることがあります。

BD/DVDレコーダー

  • 再生・録画などをしていないときは、レコーダーの電源を切りましょう。
    レコーダーを使い終わった後は、レコーダーの電源を切り、テレビのチューナーに入力を切り替えて視聴するようにしましょう。
  • クイック起動(一発起動)設定を「しない」に設定することで、待機時消費電力を節電できます。
    クイック起動(一発起動)を「する」に設定しているときは、待機中も本体内部の回路がはたらいているため、「しない」に設定したときより、消費電力が増加します。
    ※工場出荷時の初期状態では、クイック起動(一発起動)は、「しない」に設定されています。
  • 「エコモード」機能搭載機種では「エコモード」を活用しましょう。
    「エコモード」は、電源“切”のときに待機電力を抑える機能(モード)です。
    ※エコモード設定時は、本体ボタンやリモコン操作ができないなど一部動作に制限があります。エコモードの設定方法等については取扱説明書をご覧ください。
  • 長期間使用しない場合は、コンセントから電源プラグを抜いておきましょう。
    ※ただし、コンセントから電源プラグを抜くと、予約録画ができなくなりますのでご注意ください。なお、電源プラグを抜くときは、本体が動作していないことをご確認ください

冷蔵庫

  • 食品などは、よく冷ましてから入れましょう。
    熱いものをそのまま入れると、庫内の温度が上がり、余分な電気を消費します。
    また、周りの食品にも悪影響をおよぼします。
  • 庫内は、つめ込みすぎないようにしましょう。
    食品をつめ込みすぎると、庫内が均一に冷えなくなり、冷却力も低下し、余分な電気を消費します。
    また、冷気の通路をふさぐと冷えにくくなりますので、吹出口や吸込口を食品などでふさがないようにしましょう。
  • ドアの開閉はできるだけすばやく、回数も少なくしましょう。
    ドアの開閉が多いと、冷気が逃げて電気代のムダになります。食品の出し入れは、できるだけまとめてすばやくしましょう。
    よく出し入れする食品は手前に置くなど、庫内が整理されていると、食品の出し入れが早くなります。
  • 定期的にお手入れしましょう。
    冷蔵庫の背面などにほこりが付着していると、放熱が悪くなります。
  • ドアのパッキングの確認をしましょう。
    ドアパッキングが古くなって傷んでいると、すき間から冷気がもれ、余分な電気を消費します。
  • 冷蔵庫のまわりに十分な放熱スペースをとって設置しましょう。
    冷蔵庫の周囲の温度が高くならないように、直射日光やガスコンロなどから遠ざけ、冷蔵庫のまわりに十分な放熱スペースをとって設置することが、省エネのための大切なポイントです。
  • 「節電モード」などの機能を活用しましょう。
    冷蔵庫に節電モードやエコモードの機能がある場合、当該機能を設定することで節電につながります。
    ※節電モード/エコモード ‥ 設定すると、庫内温度などをやや高めに調節し、節電効果があります。
取扱説明書ダウンロードは こちら

洗濯機

  • 洗濯物は、極力、まとめ洗いをしましょう。
    少量の洗濯物を数回に分けて洗うよりは、洗濯機の容量に合わせてまとめ洗いし、洗濯回数を少なくして節電と節水につなげましょう。
  • 洗濯物の入れすぎに注意しましょう。
    洗濯物を入れすぎると衣類の回りが悪くなり、消費電力が多くなります。
  • 洗剤は適量を守りましょう。
    洗剤を適量以上入れてしまうと、すすぎに時間がかかり、電気代や水道代のムダになります。
    洗剤は、その洗剤の種類に合った適量を入れましょう。(洗剤をたくさん入れても洗浄力が増すわけではありません。洗剤が不必要に多いと、すすぎの水が余分に必要になることもあります。)
    ※少量でも洗浄力の強い濃縮液体タイプの洗剤などを使うと、泡切れがよく、すすぎ回数も減らせるため、節電・節水効果があります。すすぎ回数の変更や、給水水量の設定などについては、お使いの洗濯機の取扱説明書をご参照ください。

掃除機

  • ゴミはこまめに捨てましょう。
    掃除機は、ゴミがダストカップや紙パックにいっぱいになったまま掃除をすると、吸引力が落ち、掃除に時間がかかり、電気代のムダにもなります。
    ゴミをこまめに捨てることで省エネ効果があります。
    紙パック式の掃除機の場合、紙パックがいっぱいになったら早めに交換しましょう。
  • 掃除機をかける前に、お部屋の片づけをしておきましょう。
    お部屋を片づけておくことで、掃除機をかける時間を短く、効率的にできます。
  • 掃除が終わったら、電源コードはコンセントから抜いておきましょう。
  • 「エコ掃除モード」の機能を活用しましょう。
    掃除機に「エコ掃除モード」の機能がある場合、設定することで省エネ効果があります。
    ※エコ掃除モード ‥ 床面の種類や掃除動作に合わせて自動的にパワーセーブし、省エネ運転につなげる機能です。

エアコン

【 運転方法やちょっとした工夫で節電 】

  • 温度設定やおやすみタイマー設定を活用しましょう。
    冷えすぎや暖めすぎにならないよう、温度調節をしましょう。
    設定温度を「冷房時は 1℃高め」、「暖房時は 1℃低め」にすると、約10%の電気代が節約できます。
    エアコンの消し忘れを防ぐために、タイマーを活用して、必要な時間だけ運転しましょう。

  • 風向調節を上手に活用しましょう。
    冷たい空気は下に、暖かい空気は上に集まりますので、冷房時は風向きをななめ上向きに、暖房時は風向きを下向きに設定しましょう。
  • 頻繁にオン・オフをくり返さないようにしましょう。
    エアコンは、電源を入れてお部屋を冷やし始めるときに、一番多くの電力を使用します。頻繁に入/切をくり返すと、そのまま連続運転していた場合よりも、かえって節電にならないことがあります。
  • 「おすすめエコ自動運転」を活用しましょう。
    エアコンに「おすすめエコ自動運転」の機能がある場合、自動で省エネ運転してくれます。
    ※おすすめエコ自動運転 ‥ エアコンが、お部屋の明るさや湿度を検知し、体感温度を重視した省エネ運転を行います。更にエネルギーの使い方を工夫し省エネを行います。
  • 窓にはカーテン・ブラインドをしましょう。
    カーテン・ブラインドで、窓からの熱の出入りを防ぎます。
    夏場は、カーテン・ブラインドで直射日光を防ぐと約5%の省エネ効果があります。
    冬場は、日中は日光を入れ、夜間はカーテン・ブラインドで室内の熱の漏れを防ぎましょう。

  • 外出先から帰ったときは、まず窓を開けて、お部屋の熱気を逃がしましょう。
    外出先から帰ったときに、お部屋の温度が外より暑かったら、窓を開けて熱を外に逃がしましょう。
    熱を外に逃がさないままエアコンの運転を開始すると、お部屋の温度が下がるまで時間がかかり、ムダな電力を消費します。

【 お手入れや設置方法で節電 】

  • フィルターはいつもきれいに、2週間に1度はお手入れしましょう。
    エアフィルターにホコリなどがつまると、冷暖房の効率が低下し余分に電気を消費して、電気代が約5~10%のムダになります。
    また、水漏れや汚臭などの原因にもなりますので、定期的にお手入れをしましょう。
    ※フィルター自動掃除機能を搭載している機種でも、ご使用環境により、よごれが取れないことがあります。
    定期的にフィルターを確認し、よごれている場合はお手入れをしてください。
  • 室外機のまわりに物を置いてふさがないようにしましょう。
    室外ユニット(室外機)の吹出口のそばに物を置いてふさぐと、冷暖房の効率が低下し、電気代もムダになります。室外機の周囲はきちんと整理整頓しておきましょう。

電気カーペット

  • 暖める場所を設定しましょう。
    ホットカーペットには、カーペット部の半分だけ暖める機能があるものがあります。
    一人のときなどは、自分がいる場所だけを暖めて省エネ運転をしましょう。
    熱を取られやすい床面(フローリングやPタイル、塩化ビニールの床面など)にホットカーペットを敷くときは、市販の断熱シートなどをホットカーペットの下に敷くと断熱効果が上がり、省エネ効果があります。

照明機器

  • 人がいない部屋の照明は、こまめに消しましょう。
    こまめに消灯することが、省エネの第1歩です。
  • 節電効果の高い照明機器を選びましょう。
    電球タイプの照明機器を使用する場合、一般的な白熱電球を使用するよりも、LED電球を使用するほうが節電効果があります。
    さらに、LED電球は白熱電球と比較して寿命が長く、例えば、設計寿命 約40,000時間の製品では、1日10時間使用しても、約10年間、取り替え不要です。
    ※LED電球には、屋外や浴室などで使用できないものや、密閉機器で使用できないものもあります。