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聴力検査のアプリはある?聞こえを簡単にチェックする方法

2025.02.19

最近、耳が悪くなったような気がする・・そんな風に感じているなら、医療機関でしっかりと検査してもらうことが重要です。
ただ、そうは言っても「いきなり病院を受診するのには抵抗がある」という人や、「忙しくてなかなか受診する時間がとれない」という人も居るかもしれませんね。そんな皆さんは、まず自分でできる簡易チェックで聞こえの状態を知ることをおすすめします。
今回は、すぐにできるセルフチェックのご紹介や、医療機関での聴力検査の重要性について解説します。

もしかして”難聴”?こんな経験ありませんか?

耳が聞こえにくくなったかも…そう感じたことはありませんか? 年齢とともに聞こえが悪くなる「加齢性難聴」は、ある日突然聞こえにくくなるものではなく、少しずつ聴力が低下していくもの。そのため、聞こえが悪くなっていることに気づきにくく、家族の指摘で初めて気づいたという人も少なくありません。もし、以下のような経験があるなら、聞こえが悪くなっている可能性があります。この機会に医療機関の受診を検討してみましょう。

・会話で聞き返すことが多くなった
・テレビの音が大きいと言われた
・電話での会話が聞こえにくい
・耳鳴りや、耳閉感(耳がつまった感じ)がある

自分で簡単に聞こえをチェックしたい!

「聞こえにくさを感じるようになってはいるけど、医療機関を受診するほどではないと思う」そんな声をきくこともあります。できることなら、自宅にいながらカンタンに聞こえをチェックしたいものですよね。

アプリや難聴チェックサイトの活用がおすすめ

病院受診の前段階として、聴力測定のアプリや難聴セルフチェックができるウェブサイトを活用してみるのもオススメです。スマホから簡単にアクセスでき、自宅にいながら手軽に聞こえの状態をチェックできます。いきなり病院に行くのは抵抗があるという人は、まずはこういった簡易チェックを試してみると良いでしょう。

聴力を簡単にチェックできるアプリやウェブサイトは少しずつ増えてきています。イヤホンを用いて様々な高さや大きさの音声を聞き、どの音声が聞き取れたかによっておおよその聞こえを測定する仕組みです。

例えば、シャープの耳年齢チェックサイト「あなたの耳はナニ耳?」は、段階的に複数の音を聞き取り、聞こえのチェックを行います。結果は、「ラッコ耳」や「イルカ耳」など、かわいらしい動物キャラクターで表され、おおよその聴力レベルや耳年齢が分かるようになっています。

簡易チェックで聴力低下の結果が出たときは

もし、上記のような簡易チェックやアプリで聴力低下の結果が示されたなら、放置せずにぜひ耳鼻咽喉科を受診しましょう。上記の方法はあくまでも簡易的なものであり、正確な聴力の断定はできないためです。

難聴は、できるだけ早期に対処することが最も重要です。難聴レベルが重くなってからでは、聞こえを改善させるための選択肢が少なくなり、思うような聞こえの改善ができなくなってしまいます。少しでも聞こえに不安がある場合は、できる限り早めに耳鼻咽喉科を受診して、聴力検査で聞こえを調べてもらいましょう。

聴力検査とは?どこでできる?

聴力検査とは、音がどのくらい聞き取れているかを調べる検査です。

聴力検査は主に、音の聞こえ方を調べる「純音聴力検査」と、言葉の聞き取りを調べる「語音明瞭度検査」の2種類があります。

純音聴力検査では、さまざまな周波数(高さ)で「ピー」という音を聞き、聞こえた音の最小レベルを測定するものです。
一方、語音明瞭度検査では、「あ」「き」など、単語を聞き取り、どれだけ正確にことばを聞き取れたかを測定します。

聴力検査はどこで受けられる?

聴力検査は、耳鼻咽喉科等の医療機関で受けることができます。補聴器専門店などでも簡易的な測定を受けることができますが、より詳細な検査結果が知れるのは医療機関だけです。

難聴と認知症の深い関係性も指摘されています。

難聴になると認知症のリスクが高くなることをご存知ですか?
厚生労働省が策定した「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」によると、難聴も認知症を引き起こす要素のひとつとして挙げられています。

聴力の低下により、コミュニケーションに消極的になったり、人との交流を避けるようになる人は少なくありません。そうして社会参加の機会が減少すると、意欲が減退し、ますます周囲とのコミュニケーションがなくなる…と悪循環に陥ります。そしてこの悪循環が、うつや認知症につながると指摘されています。
そのため、聞こえにくさは放置せず、早めに対処することが重要なのです。

補聴器の装用を検討しませんか?

以前は「聞こえづらさは年のせいだから」と放置されていたこともありましたが、最近は、できるだけ早く対処することがよいとされ、医師の診断をもとに、補聴器の装用が推奨されています。
これまで聞こえていなかった音が補聴器によって聞こえるようになると、脳への刺激が増加します。以前より音が聞こえるようになることで、何気ない会話を楽しんだり、多くの人とより話す機会が増え、社会参加がより増えます。
そうなると、日常生活で意欲が増したり、いろんな人と話したい!と積極的に出かけるようになったりと、補聴器は、単に聞こえを補うものだけでなく、社会活動の意欲も向上させる力を持つものだと思います。

もし、聴力の低下が気になっているなら、ぜひ一度、聴力をチェックしてみてはいかがでしょうか。

聴力チェックが気になる方へ:おすすめ補聴器 シャープ「メディカルリスニングプラグ」

初めての補聴器におすすめしたいのは、シャープの「メディカルリスニングプラグ」。

専用のアプリで聴力チェックを受け、オンラインで専門家に聴力の説明をしてもらったり、ご自身の聞こえに合った音の調整をしてもらえます。

画面を見ながら、ご自身の聴力について説明を受けることもできます。(聴力のチェックは、補聴器を調整するために実施しているものです。耳鼻咽喉科の診断ではありません。)
お試ししてから購入することもできるので、気軽に始めることができます。

≪この記事の監修者≫

田中智子

田中智子

認定補聴器技能者
うぐいすヘルスケア株式会社・うぐいす補聴器 代表取締役
MBA(経営学修士)

補聴器を「日常生活をポジティブに自分らしく過ごせるようになるためのツール」と捉え、補聴器専門店「うぐいす補聴器」を開業。以前は有名補聴器メーカーのマーケティング部に所属し、全国5000店舗へ補聴器販売の指導を実施した経歴を持つ。高齢者難聴を得意とし、地域住民への啓蒙活動、高齢者への補聴器の装用トレーニングなども実施している。

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