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安い補聴器のおすすめは?高いものとの値段や機能の違いは?

2025.01.24

補聴器の購入を検討し始めたとき、その価格帯に大きな差があることに気づいた人も多いのではないでしょうか。
補聴器は、さまざまな性能を持ったものが販売されており、それにより価格も大きく変動します。今回は、安い補聴器のメリット・デメリットや、おすすめ機種についてご紹介します。

補聴器はいくら?価格の相場

補聴器の価格は幅広く、数万円で買えるものから、最高ランクのものだと両耳で100万円を超えるものまであります。
補聴器購入の平均的な相場は、およそ片耳15万円~20万円ほどと言われています。この数字から見ると、比較的手の出しやすい価格帯のものが多くの人に選ばれていることがわかります。

値段が安い補聴器と高い補聴器の違いは?

補聴器によってここまで価格に大きな差があると、その違いは一体なんなのか、気になるという人も多いのではないでしょうか。

高い補聴器と安い補聴器の特徴とメリット・デメリットを次にご紹介します。

安い補聴器は「シンプルで高コスパ」

安い補聴器は、基本的な機能を搭載したシンプルな補聴器です。静かな場所での1~2人との会話であれば、安価な補聴器で充分その性能を活かせます。
メリットは手の出しやすいお手頃価格なこと。気軽に購入しやすい価格なので、初めて補聴器を購入する人や難聴レベルが軽い人に選ばれています。

一方、安い補聴器のデメリットは、「機能」や「使える人」に限りがあることです。先に書いたとおり、リーズナブルな補聴器は基本的な機能だけを搭載しているので、「4~5人での会話」「とても騒がしい場所での会話」などを楽しみたい、より高機能な補聴器を求める人には適さない場合があります。
また、対応できる難聴レベルが限られていることもあるので、自分の聴力に対応しているのか購入前にしっかりとチェックする必要があるでしょう。

高い補聴器は「ハイスペックであんしん」「保証も充実」

高い補聴器は、最新技術を駆使した優れた機能が搭載された補聴器です。値段が高いランクの補聴器ほど、ハイテクで高度な機能が備わっているので、良い聞こえをとことん追求したいという人にはおすすめです。

また、最高ランクの補聴器は、機能がハイグレードなだけでなく、自然故障に対する保証が3年と長期間だったり、万が一紛失した場合に同じ補聴器を提供してくれる紛失保証制度が充実していたりするなど、アフターフォローが手厚いことが多いです。

一方、高い補聴器のデメリットといえば、やはりそのお値段ではないでしょうか。最近では、AIが搭載されているなど非常にハイスペックな補聴器も増えており、両耳揃えると100万円を超えるような高額な価格の補聴器も続々と発売されています。

安いからと言って集音器を選ぶのはおすすめしません

補聴器とよく似た機器に「集音器」というものがあります。通販番組などでもよく目にしますよね。

集音器は、補聴器と比べると非常にリーズナブルではありますが、値段の安さだけで選んでしまうのはあまりおすすめしません。
なぜなら、集音器は、補聴器のように品質・安全性・有効性が保たれた「医療機器」ではなく、あくまでも「家電製品」だからです。

合わせて読みたい→補聴器と集音器の違いについて知りたい!

補聴器と集音器、それぞれの特性と金額のバランスをよく理解してから購入することをおすすめします。

性能?価格?補聴器の選び方は

最終的にどんな補聴器を選ぶかは、聞こえの程度やライフスタイルによっても異なります。補聴器を選ぶときは、以下のようなポイントを重視して選んでみてくださいね。

①聞こえ・音質
これは補聴器選びで最重要視すべきポイントでもありますが、まずはやはり「いちばん聞こえが良い」と感じるものを選ぶことです。音の感じ方や好みは人によってさまざまですから、おすすめ記事や口コミサイトを鵜呑みにするのではなく、自分自身の耳で、いろいろな補聴器を比較検討してみることをおすすめします。

②装着感・操作性
補聴器は毎日装着するものですので、着け心地の良さも重要です。例えば、マスクや眼鏡などを常用している場合、それらと干渉しない形状の補聴器を選ぶ必要があります。
さらに、補聴器は非常に小さいものですから、手先の細かい動きが苦手な人や小さいものが見えにくいという人は、操作のしやすい大きめの補聴器を選ぶ必要もあるでしょう。

③アフターサービス
実は、補聴器は「買ったら終わり」ではなく、購入してからも聞こえに合わせて補聴器の音を微調整していく必要があります。そのため、聞こえのことについてなんでも相談できる専門家を見つけることや、調整する場所への通いやすさ・続けやすさなども重要になってくるでしょう。
また、選んだ補聴器のメーカー保証期間や、紛失や故障など「もしものとき」の対応についてもしっかり確認しておくと良いですね。

以上のポイントを踏まえつつ、補聴器選びで困ったときには、耳鼻咽喉科の医師や補聴器専門店など専門家を頼るのもおすすめです。

補聴器の寿命とコスパ

補聴器は国の認める医療機器のひとつであり、長期間の使用を目的として作られているので、安全性や耐久性は高いです。
一般的に補聴器の耐用期間は5年程度と言われていますが、丁寧なお手入れや管理を行い8~10年使い続けるユーザーもいます。

しかし、近年の補聴器の進歩はめざましく、つい2~3年前までは想像もできなかったような目新しい機能がどんどん誕生しています。高機能な補聴器でも型落ちするスピードが早く、新しい補聴器が発売されると同時に旧機種は値下がりすることもあります。

そういったタイミングを狙うことで、お得に高機能な補聴器が購入できる場合もあります。「新しい機能が搭載された補聴器を使いたい」という想いから、あえて3~5年の短いスパンで買い替える人も少なくないのですよ。

コスパ重視!おすすめの安い補聴器はある?

どんどん技術が進歩し、アップデートが盛んな補聴器。「最近聞き返しが多くなった」「少し聞き間違えることがある」という軽度~中等度難聴で、まずは気軽に補聴器をつけてみたいという方におすすめなのが、シャープの「メディカルリスニングプラグ」です。

リーズナブルな補聴器を選ぶなら、シャープ「メディカルリスニングプラグ」

シャープの「メディカルリスニングプラグ」は、両耳 99,800円(非課税)と、圧倒的にリーズナブルな補聴器です。

リーズナブルな価格でありながら、国の厳しい基準をクリアした管理医療機器でもあるので、管理医療機器として品質、安全性、有効性が保たれています。

お家にいながら完結する「遠隔調整」でラクラク!
補聴器は購入後も調整を続ける必要があることは先にも書きましたが、通常、この調整の際は購入した補聴器店へ足を運ばなければなりません。 しかし、このメディカルリスニングプラグは、自宅にいながらプロの調整が受けられる「遠隔調整」に対応しています。わざわざ補聴器店に出向く必要がないので、忙しい方や外出が困難な方にも最適だと言えるでしょう。

※音の調整をしたいときには、チャットで要望を伝えれば、資格を持った専門家が音を調整し、データを送ってくれます。24時間受付可能なので、思い立った時に連絡できることもメリット。

デザイン性が高くアクセサリー感覚で使える!
特筆したいのは、補聴器とは思えないデザイン性の高さ。まるで流行りのワイヤレスイヤホンのようなおしゃれな見た目で、コーディネートの邪魔をしません。補聴器を着けることに抵抗感のある人にこそぜひ着けてみてほしいです。

※落としてしまうのではと不安な方へ:落下防止ストラップが取り付けられます。首にかけるタイプだから、首にフィットするので、安定した装着感が得られます。

充電タイプだから電池切れの心配もなし!
リーズナブルな補聴器は電池タイプのものが多いですが、このメディカルリスニングプラグは数少ない充電タイプ。
充電タイプは電池タイプのように「出先で急に電池が切れた!」という心配がないので安心です。また、通常、補聴器と充電器は別売りであることも多いですが、こちらは補聴器と充電器がセットになっているのでさらにおトクです。

※ケースが充電器になっています。ケースにしまっている間に充電もしてくれます。

≪この記事の監修者≫

田中智子

田中智子

認定補聴器技能者
うぐいすヘルスケア株式会社・うぐいす補聴器 代表取締役
MBA(経営学修士)

補聴器を「日常生活をポジティブに自分らしく過ごせるようになるためのツール」と捉え、補聴器専門店「うぐいす補聴器」を開業。以前は有名補聴器メーカーのマーケティング部に所属し、全国5000店舗へ補聴器販売の指導を実施した経歴を持つ。高齢者難聴を得意とし、地域住民への啓蒙活動、高齢者への補聴器の装用トレーニングなども実施している。

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