シャープは、創業100周年に当たる2012年に向け、「世界No.1の液晶ディスプレイで真のユビキタス社会を実現する」「省エネ・創エネ機器を核とした環境・健康事業で世界に貢献する」という2つのビジョンを定めました。 今後、デジタル技術を核にしたデジタルコンバージェンスの進展が見込まれる中、シャープは、小型から大型まで幅広いラインアップの液晶ディスプレイを保有し、周辺デバイスまで含めたディスプレイ技術は、世界最高水準にあります。その強みを活かし、液晶テレビや携帯電話をはじめとする液晶ディスプレイ搭載商品群を、各種情報サービスの入り口となるポータル端末に見立て、ネットワークサービスとの融合により新たなライフスタイルを提案し、真のユビキタス社会の実現に貢献していきます。 一方、地球環境問題の深刻化や、先進国を中心とした少子高齢化の進展などから、人々の生活スタイルは、環境・健康を意識したものへと急速に変化しつつあります。こうした社会の変化に対し、シャープは高い環境性能を持つ液晶ディスプレイの開発強化や、高効率な電化機器・オフィス機器の創出、クリーンエネルギーの太陽電池の事業拡大などにより、省エネ・創エネを推し進めるとともに、プラズマクラスターイオン技術や過熱水蒸気技術などを活かした健康機器の普及を通じ、世界の人々に健やかな暮らしを提供していきます。