大阪府堺市に建設する液晶パネル新工場は、第10世代マザーガラスを世界で初めて採用し、今後需要拡大が予想される40型以上の大型液晶パネルの高効率生産を実現します。 この工場の稼動により、亀山第1工場の第6世代、第2工場の第8世代と合わせ、幅広いサイズのテレビ用液晶パネルを効率よく生産できる体制が整います。 これにより、圧倒的なコスト力を有する液晶パネルを創出することができ、「AQUOS」の競争力を一層高めることが可能となります。また、生産能力拡大により、安定供給体制が整うことから、戦略的パートナーシップに基づく、他の有力テレビメーカーへの販売も本格的に展開していきます。 その一環として、株式会社東芝と、液晶と半導体分野における提携に合意しました。また、堺市に建設中の液晶パネル工場を分社化し、ソニー株式会社と、共同で運営する合弁会社を設立することについて意向確認覚書を締結しました。