大阪府堺市の臨海部に、2010年3月までの生産開始をめざし、省エネの液晶パネルと創エネの太陽電池を生産する「21世紀型コンビナート」の建設を進めています。同じ敷地内に、関連するインフラ施設や部材メーカーの工場などが集結し、あたかも一企業のひとつの工場のように運営するバーチャル・ワン・カンパニーとして先進のモノづくりを展開します。 液晶パネル工場では、優れた技術力をもった部材メーカーなどと密接に連携することで、ノウハウや英知を結集させ、画質、性能、コスト面などで世界No.1のテレビ用液晶パネルを創出します。 また、太陽電池工場では、TFT液晶パネルと同様の薄膜技術をベースとした薄膜太陽電池を生産することから、コンビナートで使用するガスなどのインフラが共用でき、投資効率の向上が図れます。 さらに、このコンビナートでは、LED照明の導入や工場の廃熱利用に加え、太陽光発電システムの設置などを行い、先進の環境対応コンビナートをめざします。