OS動作確認情報
Citrix Virtual Apps 7 2203 日本語版環境における確認情報
デジタルフルカラー複合機・デジタル複合機・レーザープリンター
(2024年12月6日現在)
本情報は、Citrix Virtual Apps 7 2203 日本語版環境でシャープ製複合機(デジタルフルカラー複合機、デジタル複合機、レーザープリンター)を使用した場合における、注意事項および制限事項を提供する動作確認情報です。
動作確認環境 および 動作確認機種
●Citrix Virtual Apps 7 2203 日本語版
[動作確認環境]
Citrix サーバー | OS : Windows Server 2022 (64bit) |
Citrixアプリケーション : Citrix Virtual Apps 7 2203 | |
プリンタードライバー | SPDL2(-c)ドライバー |
[動作確認機種]
デジタルフルカラー複合機
機種名 (プリンターオプションが必要) |
クライアントOS | ドライバーの制限事項 | 備考 |
BP-C533WR, BP-C533WD | Windows 10 (32bit / 64bit), Windows 11 |
b, c, d | - |
BP-C131WD | Windows 10 (32bit / 64bit), Windows 11 |
b, c, d | - |
ドライバーの制限事項:
- a.
- オプション自動設定、本体の用紙トレイ・タイプの情報取得、ドキュメントファイリング設定のユーザーフォルダー取得が使用できません。
- b.
- オプション自動設定、本体の用紙トレイ・タイプの情報取得、ドキュメントファイリング設定のユーザーフォルダー取得が使用できません。Windowsファイアーウォールを無効にするか、本体との通信モジュールをWindowsファイアーウォールの例外に登録することで、オプション自動設定のみ使用可能となります。
(32bitドライバー用) : %SystemDir%¥Spool¥Drivers¥w32x86¥3¥S***ACFM.EXE
(64bitドライバー用) : %SystemDir%¥Spool¥Drivers¥x64¥3¥S***ACFM.EXE
なお、***はモデルによって異なります。
- c.
- 連結印刷(SHARPドライバー機能)は使用できません。
- d.
- ファイアーウォールが有効の場合、プリントと送信のアドレス帳の取得は使用できません。Windowsファイアーウォールを無効にしてください。
Auto Created Client Printerに関する制限事項 :
- Auto Created Client Printer(ACCP)とは、クライアントPCからCitrixサーバーへログオンした際に、クライアントPCにインストールしてあるプリンターのコピーをCitrixサーバーに自動作成する機能です。ACCPによって作成されたプリンターは、プリンターのオプション設定並びにドライバーの印刷設定が反映されず、初期値となります。
ACCPによって作成されたプリンターの設定を変更する場合は、プリンターが作成された後に、プリンターのオプション設定とドライバーの印刷設定を変更して下さい。設定の変更は、公開デスクトップのプリンターのプロパティより変更することができます。設定を変更すると、次回ログオン時も設定は保持されます。 - ACCPにより作成されたプリンターに対してSHARP製プリンタードライバーを使用して印刷する場合、同一のSHARP製プリンタードライバーかつ同一バージョンのプリンタードライバーを、CitrixサーバーとクライアントPCの両方にインストールして下さい。Citrixサーバーにインストールされていない場合、Citrix UPDを利用したACCPとなります。また、CitrixサーバーとクライアントPCにインストールされたプリンタードライバーのバージョンが同一であることを確認してください。バージョンが異なる場合、ACCPにより作成されたプリンターは、機能が正しく動作しない場合があります。
- Citrix Universal Printer Driver(Citrix UPD)とは、Citrixの汎用プリンタードライバーです。Citrix UPDを利用したACCPでは、SHARP製プリンタードライバー機能の一部が使用できません。
Citrix社製品の製品仕様などについては、シトリックス・システムズ・ジャパン(株)にてご確認ください。