BP-X1ST04 / BP-X1ST08
よくあるご質問
質問
液晶ディスプレイに「I54」と表示される、または、NAS Navigator2に「I54」と表示される (FAQ No.00037)
回答
バックアップに失敗すると、液晶ディスプレイに「I54」が表示され、エラーコードがタスク一覧画面の「状態」欄に表示されます。バックアップログを作成する設定にしている場合は、バックアップログにもエラーコードが記録されます。
エラーコードの対応方法は以下のとおりです。
エラーコードについて
エラーコード |
内容 | 対応 | バックアップログでの記録例 |
コード3 | バックアップ時にバックアップ先に設定したUSBドライブが見つかりません。 | バックアップ先に設定したUSBドライブが接続されているか確認してください。 | rsync error: errors selecting input/output files, dirs (code3) at main.c(634)[Receiver=3.1.0] |
Can't write to backup destination(target disk is broken?). | |||
コード5 | バックアップ先の共有フォルダーが見つかりません。 | LANケーブルが外れていないか、同じネットワーク上のハブなどの機器の電源が切れていないか、確認してください。 | rsync error: error starting client-server protocol (code 5) at main.c(1504) |
認証できませんでした。 | サーバー一覧からrsync対応NASを追加しなおしてください。 | @ERROR: auth failed on module | |
登録ユーザーに実行権限がありません。 | rsync対応NASの設定を確認してください。 | @ERROR: permission denied | |
コード10 | バックアップ開始時にバックアップ元のLANケーブルが外されました。 | バックアップ元のLANケーブルを接続しなおしてください。 | rsync error: error in socket IO (code 10) at clientserver.c(128) [sender=3.1.0pre1] |
バックアップ先がサブフォルダーのアクセス制限機能に対応していません。 | タスクの設定で「サブフォルダーのアクセス制限設定を保持したままバックアップする」の選択を解除するか、機能に対応したバックアップ先に変更してください。 | ||
コード11 | バックアップ先のドライブの容量に空きがありません。 | バックアップ先のドライブの容量を確認し、不要なファイルを削除するなどして容量を空けてください。 | rsync error: error in file IO (code 11) at receiver. c(389) [receiver=3.1.0] |
4GB以上のファイルがFAT32形式のUSBドライブにバックアップされました。 | 1つのファイルの容量を4GB未満にするか、USBドライブのフォーマット形式をFAT32以外に変更します。本製品で使用できるUSBドライブのフォーマット形式については、ユーザーマニュアルの第4章の「ドライブをフォーマットする」(P.59)を参照してください。 | rsync: write failed on「ファイル名」: File too large | |
コード12 | バックアップ元とバックアップ先で通信できません。 | LANケーブルが外れていないか、同じネットワーク上のハブなどの機器の電源が切れていないか確認してください。 | rsync error: error in rsync protocol data stream (code 12) at io.c(515) |
バックアップ中に本製品の設定が変更されました。 | バックアップ中に本製品の設定は変更しないでください。設定を変更すると、一時的に通信が切断されバックアップに失敗します。 | ||
コード14 | メモリーが不足してバックアップが実行できませんでした。 | バックアップ対象のファイル数を減らすか、バックアップタスクと同時にほかの機能を使用しないようにしてください。 | ERROR: out of memory in flist_expand |
rsync: fork failed in do_recv: Cannot allocate memory (12) | |||
rsync error: error in IPC code (code 14) at main. c(655) [receiver=2.6.8] | |||
コード20 | バックアップ中に通信が切断されました。 | バックアップ中に本製品の設定は変更しないでください。設定を変更すると、一時的に通信が切断されバックアップに失敗します。 | rsync error: received SIGINT, SIGTERM, or SIGHUP (code 20) at rsync.c(242) |
コード22 | メモリーが不足してバックアップが実行できませんでした。 | バックアップ対象のファイル数を減らすか、バックアップタスクと同時にほかの機能を使用しないようにしてください。 | ERROR: out of memory in flist_expand |
rsync error: error allocating core memory buffers (code 22) at util. c(120) [sender=2.6.8] | |||
rsync: fork failed in do_recv: Cannot allocate memory (12) | |||
コード23 | バックアップ対象ファイル、フォルダーに使用できない文字があります。 | バックアップ対象ファイル、フォルダー名を使用できる文字に変更します。本製品で使用できない文字については、ユーザーマニュアルの第3章の「共有フォルダーを作成する」(P.19)を参照してください。 | rsync error: some files could not be transferred (code 23) at main.c(702) |
バックアップ中にバックアップ対象のファイルが更新されました。 | バックアップ中は、バックアップ対象のファイルを更新しないでください。更新したファイルがバックアップされず、バックアップに失敗します。 | ||
FAT32形式のUSBドライブにバックアップした後で、バックアップ元のファイル、フォルダー名の大文字小文字を変更しました。 | バックアップ先にFAT32形式のUSBドライブを設定しているときは、バックアップ元のファイル、フォルダー名の大文字小文字を変更しないようにしてください。本製品で動作しているOSでは大文字小文字を区別しますが、FATでは大文字小文字が違う同名のファイル、フォルダーを区別しません。バックアップ先として安定的に運用するには、Btrfs、XFS、またはEXT3形式にフォーマットして使用することをおすすめします。 | ||
コード24 | バックアップ中にバックアップ対象のファイルが更新されました。 | バックアップ中は、バックアップ対象のファイルを更新しないでください。更新したファイルがバックアップされず、バックアップに失敗します。 | rsync warning: some files vanished before they could be transferred (code 24) at main.c |
コード30 | バックアップ中にバックアップ元、バックアップ先のLANケーブルが外されました。 | バックアップ元、バックアップ先のLANケーブルを接続しなおしてください。 | rsync error: timeout in data send/receive (code 30) at io.c(195) [sender=3.1.0] |
B14 | 本製品のメモリーが不足しています。 | 本製品を再起動してもう一度お試しください。 | - |
B101 | バックアップ先が存在しません。 | バックアップ先の製品の電源が入っているか、LANケーブルが接続されているか、バックアップ先のホスト名がバックアップ設定後に変更されていないか確認してください。 | - |
B102 | 設定画面で、バックアップ先に指定した共有フォルダーが共有フォルダー一覧画面に表示されるか、またバックアップ先に設定した共有フォルダーがバックアップ先として公開されているか確認してください。 | - | |
B103 | バックアップ元の共有フォルダーが存在しません。 | 設定画面で、バックアップ元に設定した共有フォルダーが共有フォルダー一覧画面に表示されるか確認してください。 | - |
B104 | バックアップ先の共有フォルダーが存在しません。 | 設定画面で、バックアップ先に設定した共有フォルダーが共有フォルダー一覧画面に表示されるか確認してください。 | - |
B105 | ドライブが認識されていません。 | 「usbdisk」フォルダーをバックアップ元またはバックアップ先に設定しているときは、設定画面の共有フォルダー一覧画面でそれぞれのフォルダーが表示されているかを確認してください。それ以外のフォルダーをバックアップ元またはバックアップ先に設定しているときは、ドライブが認識されているかを確認してください。 | - |
B106 | USBドライブが対応していないフォーマット形式にフォーマットされています。 | USBドライブを本製品が対応しているフォーマット形式にフォーマットしてください。履歴管理バックアップはFAT形式のドライブをバックアップ先に指定できません。 | - |
B107 | デバイスファイル(/dev/nullなど)が存在しません。 | 本製品を再起動してもう一度お試しください。 | - |
B108 | rsync対応NASの共有フォルダーにアクセスするための認証情報が見つかりません。 | rsync対応NASを追加しなおしてください。 | - |
関連キーワード
RAID / バックアップ / リカバリー / ハードディスク / アレイ
更新日:2020年08月03日