導入事例

ふりかけ工場内のカビ菌対策が課題。
安全でより効果的な方法を探していました。

当社がある熊本は湿度が高く、梅雨時から夏場にかけては、ふりかけ工場内のカビ菌対策が欠かせません。これまでもオゾン発生装置を使用したり、薬品を使った清掃、防カビ塗料などで対策を行ってきましたが、使用上の制約が多いのが難点でした。24時間使用できる安全でより効果的な方法がないか探していたところ、ご紹介いただいたのがプラズマクラスターでした。

デモ機による浮遊菌･カビ菌の測定データに納得。
舞い上がる粉末もフィルターがしっかり集じん。

他の食品工場で導入された事例をいくつか資料で見せていただいたことに加え、デモ機持ち込みによる浮遊菌・カビ菌の測定を実施していただき、その効果をデータで確認できたことが決め手になりました。
中でも壁掛け型の空気清浄機を選んだのは、足下の作業スペースを広く確保しつつ、機器の清掃がしやすい位置に設置できるからです。また、ふりかけの素材を混ぜ合わせる過程で食品の細かな粉末がどうしても舞い上がってしまうため、フィルターでしっかり集じんできる点も評価しました。

導入半年後の菌数測定で抑制効果を再確認。
従業員の衛生意識の向上にもつながっています。

今回導入したふりかけの混合室は、加熱処理が終わった後の半商品を扱うため最も衛生に気を遣う場所です。そのため導入から半年後、再び菌数を測定してもらったところ、抑制効果がしっかり維持されており、大きな安心感につながりました。
一方で、ニオイ/ホコリセンサーがわずかな空気の汚れも知らせてくれるため、従業員の衛生意識も一段と向上し、ホコリ等を立てないよう、より丁寧に作業を行うようになりました。

食品を扱う老舗企業として、社会で求められる以上の衛生管理へ。

社会的にも衛生管理への要求は高まっており、当社もそれ以上に衛生意識をレベルアップさせていく必要があると考えています。プラズマクラスター導入の効果を一年を通じて検証したうえで、プラズマクラスター導入のアピールや、ふりかけの保管室への追加導入なども検討したいと考えています。