導入事例

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壺阪寺さま

PDF:1.1MB

タッチディスプレイで絵図集「観音経の世界」を紹介
参拝者が自由に触れて鑑賞し、観音様の心に触れる
業種

社寺

導入の目的

サービス向上、業務効率化

導入製品
  • タッチディスプレイ「BIG PAD」
    ・PN-HW431T(43V型)×1台
  • アドバンストコントローラー
    ・PN-ZP45×1台

2025年1月、本尊の十一面千手観音菩薩像を安置する八角円堂に導入。絵図集「観音経の世界」の紹介に活用されている。
販売:奈良OAシステム株式会社さま

導入先
壺阪寺さま 奈良県/高取町

大宝3(703)年、元興寺の僧弁基上人が創建。本尊は目の観音様として信仰を集める十一面千手観音菩薩像で、西国三十三所観音霊場の第六番札所。人形浄瑠璃「壺坂霊験記」の舞台としても知られる。

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

観音様の慈悲を説く観音経の流布のため、絵図集「観音経の世界」を制作し、ホームページやパネルで公開しています。しかしホームページは興味がないと見進められず、パネルは置き場所を取ります。そこで簡単に全ての絵図を見られるタッチディスプレイでの公開を考えました。

導入後の変化
  • パネルと違い、全部で41枚ある絵図集全てを省スペースで展示することができました。
  • 直感的なタッチ操作で大画面の絵図や解説を見られ、参拝者が自由に鑑賞しています。
  • はっきりとした鮮明な映像で絵図を再生でき、堂内で美しさが際立っています。

お客様の声

■インタビュー 南法華寺(壺阪寺)住職 常盤勝範さま

導入の背景

観音様の慈悲を説く「観音経の世界」を制作。
タッチディスプレイで簡便に見ていただきたい。

当寺は十一面千手観音菩薩像を本尊とする西国三十三所観音霊場の第六番札所で、多くの参拝者が来訪されています。それらの方に観音様の慈悲を説く「観音経」により親しんでいただこうと、インドの画家と絵図集「観音経の世界」を制作し、ホームページに掲載するとともに、一部はパネルにして境内で公開しています。しかし、ホームページは興味がないと見進められず、パネルは置き場所を取ります。そこで、誰でも簡単に見られるタッチディスプレイで公開しようと考えました。

絵図のサムネイルをタッチすると大画面に拡大される

選ばれた理由

40年以上のお付き合いで技術的な安心感。
お寺に適した落ち着きあるデザインもメリット。

シャープとは40年以上前の太陽電池導入にはじまり、深いご縁があり、長年の実績があるディスプレイにも技術的な安心感があったのが第一のポイントです。検討のため、シャープのデジタルサイネージを導入されている大阪駅前の複合施設に稼働中の実機を見に行きましたが、映像がくっきりと鮮明で、動画にも対応できる点を評価。また、デザインに落ち着きがあり、お寺に設置するのに適しているのもメリットでした。

参拝者が自由に触って、「観音経の世界」を鑑賞

導入後の効果

ディスプレイ1台で絵図41枚の大作を公開。
直感的なタッチ操作で参拝者が気軽に鑑賞。

八角円堂の本尊の横に設置し、参拝者に自由に見ていただいています。「観音経の世界」は絵図41枚の大作であり、紙の印刷物などでは一部しか置けなかったのに対し、現在は全容を見ていただけます。画面に触ると、各絵図を大画面で見たり、解説を読んだりできます。操作は直感的で簡単なので、参拝者は気軽に触り、観音様の慈悲を説くきれいな絵を鑑賞されています。タッチディスプレイに自分の手で触るという体験が、まさに観音様の心に触れる入り口になっているのです。

全絵図のサムネイル、大画面の絵図、画家の紹介などが見られる

今後の展望

さらなる観音経の流布に向けて動画も制作。
インバウンド対応へ総合案内板の導入も。

現在、静止画の「観音経の世界」を公開していますが、今後は動画も制作し、さらに観音経の流布を図りたいと考えています。また近年、急激に増えているインバウンドの参拝者に対応するため、タッチディスプレイで多言語に対応できる総合案内板を導入することも考えています。

2025年4月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。

導入製品「タッチディスプレイ BIG PAD」について

みんなで使える。用途が拡がる。「パブリックコンピューティング」の世界を提案。会議に、商談に、教育に。電子黒板の概念を超えるコミュニケーションツール。