導入事例

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自治医科大学附属病院さま

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放射線治療の情報発信にデジタルサイネージを活用
多数のコンテンツもe-Signage Sで簡単に配信可能
業種

病院

導入の目的

サービス向上、快適性向上、業務効率化

導入製品
  • インフォメーションディスプレイ
    ・PN-HY501(50V型)×8台
  • デジタルサイネージソフトウェア
    ・e-Signage S ネットワーク版

2023年12月、放射線治療棟の待合に壁掛け設置で導入。放射線治療の受け方など診療に関する情報を来院者に提供。

導入先
自治医科大学附属病院さま 栃木県/下野市

自治医大はへき地や離島における医療の確保などを目的に、1972年に全国の都道府県が共同で設立。附属病院は74年開院。現在、病床数1,132床、診療科47科を開設。
放射線治療棟(本物件)/栃木県下野市

こんなソリューションを実現しました。

導入前の課題

当院の放射線治療科では、診療を受ける際に必要な情報を、看護師が印刷物を使って患者さまに説明しています。しかし、患者さまの理解をさらに深め、より良い治療を受けていただけるよう、新設した放射線治療棟では、映像を流して情報を繰り返し伝えたいと考えました。

導入後の変化
  • 治療に関する多くの情報を、スライドショー形式で繰り返し発信し、患者さまの理解を促進。
  • くっきりと鮮やかな画質のため外光が差し込む明るい待合でも情報がはっきり見えます。
  • e-Signage Sで全ディスプレイの情報発信を管理。コンテンツの配信も簡単におこなえます。

お客様の声

導入の背景

患者さまに必要な情報をしっかり届けたい。
新・放射線治療棟でのサイネージ活用へ。

当院では2024年1月、放射線治療棟を新設しました。それまでの本館地下で放射線治療科を運用していた時期には、患者さまに放射線治療を受けるに当たって必要な情報を、看護師がオリエンテーションで印刷物を使って説明してきました。しかし、患者さまの理解をさらに深めてより良い治療を受けていただくため、新治療棟のオープンに合わせ、待合でデジタルサイネージの映像を流すことで情報を繰り返し伝えたいと考えました。

自治医科大学附属病院
放射線治療部
技師長
根本幹央さま

選ばれた理由

デモ機持ち込みの操作説明で信頼アップ。
情報配信を自ら管理できるのはメリット。

そうした折、品質が安定しアフターサービスも整っているとして業者から紹介されたのが、シャープのデジタルサイネージでした。実績豊富な大手メーカー製だけあってハードがしっかりとしており、特に検討の際にデモ機を持ち込んで、操作を説明してもらえたことで一層の信頼につながりました。また、e-Signage Sを使えばコンテンツの配信・表示を外部に委託しなくても、自らできちんと管理できることもメリットでした。

くっきりと鮮やかな画質で情報が目にとまりやすい

導入後の効果

外光が差し込む明るい待合でも映像が鮮明。
20~30種類の情報をスライドショーで配信。

新治療棟の1、2階の待合・廊下に設置し、患者さまへの案内を流しています。棟中央にアメニティ(快適性)に配慮した光庭がありますが、外光が差し込む中でも映像は非常にはっきり。ディスプレイを縦置きにして壁や柱の面の低い位置に設置できたため、ソファーに座った患者さまにも見やすく好評です。現在、院内の各種の案内など20~30種類の情報をスライドショー形式で流していますが、e-Signage Sの操作は専門的な知識を必要とせず、診療放射線技師が簡単に配信できています。

目線の高さで無理なく見られる縦置き設置のディスプレイ

今後の展望

放射線治療の情報を動画も交えて配信へ。
安心感高め、より精度の高い診療実現。

現在は、放射線治療の周辺情報を流していますが、今後は、放射線治療とは何か、またその仕組みといった診療の基礎となる情報を、動画も交えて配信していきたいと考えています。そうした情報の提供により、不安で落ち着かない気持ちで来院される患者さまに安心して受診してもらい、より精度の高い治療につなげたいと考えています。

e-Signage Sでコンテンツの配信を自ら管理

2025年1月制作

導入製品「ディスプレイ/デジタルサイネージ」について

さまざまなロケーションで、最大限の情報発信力を。マルチで、単体で、空間と調和する。シャープのディスプレイシリーズ。